洋服用語

今注目の「エコダウン」の魅力は? 着膨れして見せないコーデやアイテム選びのポイント【お洋服がもっと楽しくなる洋服用語講座】

近頃よく名前を耳にするようになった「エコダウン」ですが、実際どんなもの?という疑問も。
また、エコダウンだけでなくダウン系のアウターは着膨れて見えるのが心配なアイテムのひとつでもあります。
そこで今回は、エコダウンの魅力や着こなしや選ぶ時のポイントをご紹介いたします。

エコダウンとは?

エコダウンは、中綿に化学繊維を使用するなどしてダウンやフェザーなどの動物性素材を使用しないで作るダウンジャケットやダウンコートのことです。

ダウンに比べると、天候を気にしすぎずに日常使いしやすいものが多いです。
また、ダウンと比べると安価なものが多く出ています。
他にもお家でお洗濯できるものなども多くあります。

(※アイテムによってお取り扱い方法は異なるので、お取り扱いはお手持ちのエコダウンの品質表示や注意書き等をご確認ください。)

コーディネートのポイントは?

ダウン同様にふっくらとボリューム感のあるものが多いエコダウン。
着た時に着膨れして見えないか心配なものですよね。

ボリューム感のあるものやロング丈やミドル丈のものは、合わせるアイテムとの「メリハリ」を意識してコーディネートするのがおすすめです。

ストンとしたシルエットやスッキリとしたシルエットのアイテムは、ボリュームのあるダウンと合わせた時にメリハリが作りやすく、また、裾に向かって広がりのあるシルエットのボトムスなどを合わせる時は落ち感のある素材感のものを選ぶなど、エコダウンのボリューム感に対してメリハリを作れるアイテムとあわせると着膨れして見えにくくなるのでおすすめです。

22110713

柔らかな印象の落ち感のあるスカートをあわせれば、メリハリがうまれ着こなしもこなれた雰囲気に。
ボリュームのあるアウターの中はIラインを意識してコーディネートすることでもスッキリとした印象をプラスできるのでおすすめです。

22112506_1

ロング丈のエコダウンコートにショート丈のボトムスを合わせてメリハリをプラスした着こなしに。
また、使う色を少なめにしてコーディネート全体に統一感を出すことも着こなしにすっきりとした印象をプラスするおすすめの着こなしです。

19112108

ミドル丈タイプのアウターの中に、ペンシルタイプのスカートを合わせてメリハリをプラス。
タイトスカートやペンシルスカートもIラインシルエットの着こなしを作りやすく、ボリューム感のあるアウターとのコーディネートにもおススメのシルエットです。

また、ボリューム感をおさえた生地感のタイプのものやショート丈のものは比較的スッキリ見えしやすいので、そんなタイプを選んでみるのもおすすめです。

21091003

ショート丈のタイプはコーデの重心を上に持っていきやすいので、小柄さんにもおススメのシルエットです。
首元もノーカラータイプは、抜け感を作りやすいのですっきり感をプラスしやすいシルエットです。

Tags: