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首をスッキリと長く見せる!首が短い人に似合う洋服の選び方と着こなしのコツ【2023秋冬】

「首が短いと首が太く感じて髪形やコーディネートのバランスがとりにくい。」首が短くてお悩みの方からよく伺うお困り事の一つ。
首が短くなる原因は姿勢など色々とあり、ストレッチを継続して行ったり生活習慣を改善したりすることで長くなるといわれていますが、「明日から首が長くなる!」というわけではありません。
そこで、洋服の出番です。首が長く見えると小顔効果でスッキリ見えするとも言われています。
実は洋服選びや着こなしにひと工夫してあげると簡単に首を長く見せる事ができます。
まずは洋服の着こなしで、スッキリ見えを手に入れましょう!

首が短く見える原因

首の骨の数(頸椎の数)は決まっているそうです。
そのため、身長により太さや大きさは人により違うのですが、人体における首の長さの比率(他の部位との)に極端な違いはないと言われています。

見た目で首が短い主な原因としてあげられているのは生活習慣による「姿勢の悪さ」。
猫背になって首の筋肉が詰まってしまい肩があがって内側に入ってしまうため首が短く見えてしまったり、ストレートネック(スマホ首)によって首が前に出てしまうことで首が短く見えてしまうことも。
また姿勢が悪いと首の筋肉が詰まってしまい、血液やリンパの流れが悪くなりむくんでしまってさらに首が短く見えてしまうこともあるんだそう。
肩甲骨を下げるストレッチを行い、日々の生活習慣を変えることで徐々に改善していく事ができるようなので、お悩みの方はぜひトライしてください。

また生活習慣だけではなく、体型のバランスによっても首が短く見えてしまうケースも。

体型のバランスとは、肩幅の広さや顔の大きさ、手足の長さや上半身と下半身のバランスのこと。
こちらはアイテムの選び方やコーディネートで解決できます。
洋服の着こなしでも、スッキリした首元をゲットしていきましょう。

首を長く見せる洋服(トップス)の選び方

日々のストレッチと生活習慣の改善と平行して気を付けていきたいのが洋服の選び方。

首が長く見えるか見えないかは上半身、特に顔と肩のバランスで決まってきます。
もちろん個人差はあるものの、ここで気にかけたいのが「肌の露出」です。
顔と首は繋がっています。首側の肌の露出を増やしてあげると『首がスッキリと長く見える』ようになります。

トップスを選ぶ時は、ネックデザインに気を付けて選ぶようにしましょう。

Vネックのアイテム

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Vネックとは肩から胸にかけてVの字に開いたネックデザインのこと。
肩から胸元にかけてVに開いているデザインなので、首とデコルテの境界線がファジーになります。
また、「V」開きは縦のラインが強調されるため、スッキリ見えする効果も。

なで肩の方は天幅(襟の開きの横幅)が狭めなものを選ぶのがおすすめです。

スキッパーネックやキーネックデザインのアイテム

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スキッパーシャツに代表されるスキッパーカラーとはVネックに襟をつけたデザインのこと。
こちらもVネックと同様に縦長効果と共に首が長く見える効果があります。
主に布帛(ブラウスやシャツ)のアイテムに多いのがスキッパーカラーのデザインです。
また、台襟がついていないスキッパーネックもおすすめ。
普段のコーディネートにもですが、きれいめのブラウスなどにも多いネックデザインなので、お仕事やイベント事などでシャツを着なければならないシーンにもおすすめです。

スリットネックデザインのアイテム

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スリットネックとは首の前部分にスリット(切り込み)が入ったネックデザインをさします。
Vネックやスキッパーに比べると細くVが入るデザインです。
天幅が狭いので、肩幅が狭かったりなで肩の方で首が短い方におすすめのデザイン。

キーネックデザインのアイテム

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キーネックデザインとは、クルーネックやボートネックに縦の切り込みが入ったようなネックデザインです。
シンプルなラウンドネックとVネックをあわせたようなデザインで、スッキリとしたニュアンスあるデコルテラインを作ってくれます。
Vネックのような見え方の効果があるので、首を長く見せてくれます。

ボートネックのアイテム

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ボートネックとは横に長く前後には浅く、ボートのような形のネックデザインのこと。
縦に開くVネックやスキッパーとは違い、横に開くことで肌の露出(分量)が広がるので首が長く見える効果があります。
首を長く見せたい時は、クルーネックかボートネックかで迷った場合はボートネックを選ぶようにしましょう。
ボートネックは定番のネックデザインの一つで、カットソーにも多いネックデザイン。
カジュアル好きの方におすすめのデザインです。

首が短い女子が苦手なアイテムとその着こなしのコツ

前述したとおり、首の長さは肌の露出と関係してきます。
そのため、首の短い人の多くが苦手とするのは
・鎖骨が見えないクルーネックデザイン
・タートルネックやハイネックやモックネック
・シャツやブラウス
など、首元が詰まったデザインのもの。

ここでは首が短くてお悩みの方が難しいと思うアイテムをピックアップして、バランスよく着るための着こなしのコツをご紹介します。

タートルネック・ハイネック・モックネックデザインはインナー使いに

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秋冬シーズンになると暖かくて活躍するタートルネックやハイネック、モックネックなどの首元が詰まったアイテムは、一枚で着ずにカーディガンやシャツなどの羽織物と一緒に合わせてみてください。
レイヤードすることで立体感がでるので、首元の違和感をファジーにしてくれます。

【タートルネックのおすすめコーディネート】

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トレンドのハーフジップのアイテムは、首元にVの開きを作れるアイテムです。
インナーにタートルネックやハイネックをあわせても縦のラインが作れるので首が長く見えます。

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シャツをあわせる時は、V開きになるようにボタンを少し開けて着るのがおすすめです。
もちろん羽織るのもOK。
首元をすっきりするとバランスよくなります。

シャツやブラウスはレイヤードしても羽織としても

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バンドカラーや襟のついたシャツやブラウスはレイヤードしても羽織としても使えるので便利に使えるアイテムですが、首の短さにお悩みの方にとっては頭を悩ませるアイテムの一つです。

その理由はシャツや襟付きのブラウスの襟の土台となるパーツである「台襟」にあります。
台襟の高さは様々ですが、襟が付いているアイテムには必ずと言っていいほどこのパーツが付いています。高さにもよりますが、ハイネックになっているうえに襟が付いていてすこし詰まって見えてしまうため、バランスがとりにくく感じるかもしれませんが、コツを覚えたらとっても簡単に着ていただけます。

【ボタンを少し開けてVを作って着る】

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前開きのデザインを選ぶと、コーディネートの幅だけでなく着こなしの幅も広がります。
ボタンを少しあけて着るだけで、Vの開きが作れるのでスッキリした着こなしに。
開きはインナーで調節して着るようにしましょう。

【ボタンを全部開けて羽織る】

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ボタンを全部開けて、羽織として着るのもバランスがとりやすい着こなし方です。
縦のラインも強調されるので、スッキリ感もUPします。

おすすめのデザインはバンドカラーのアイテム

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ここ最近のトレンドでもある「バンドカラー」。
バンドカラーとは、幅が狭い帯(バンド)状の襟のことをさします。

比較的高さが低く、三角の襟よりも首回りがスッキリと見えるのが特徴です。
シャツにチャレンジしたいけれどもハードルが高いなと感じている方は、バンドカラーから挑戦してみるのも◎
襟付きのシャツよりもカジュアルでナチュラルなイメージですが、さらっとあわせやすくスッキリ着れます。できるだけ台襟が低いものを選ぶとバランスがとりやすくなります。

また、首の短い女子にとっての大敵は首回りのごちゃごちゃ感。
大きな襟が付いているものや、襟にフリルが付いているデザインのものはできるだけ避けましょう。
レースやフリルがついているものを選ぶ際はV開きなど、首の開きが広いものを選ぶようにしましょう。

着こなしのワンポイントに小物をプラス

小物を使って目線をあげる

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洋服のバランスと同じく首を長くスッキリ見せるのに欠かせないのが、ヘアスタイルです。
首を長く見せる髪形を美容師さんに伺うと「ショートカット」「ショートボブ」など、首回りがスッキリしたシルエットの髪形がおすすめとのこと。
ロングのヘアスタイルの方は、まとめたりして首回りをスッキリさせてもいいでしょう。

また、帽子やターバン、カチューシャなどヘアアクセサリを使って目線を上に持ってくることで、首元がスッキリ見えする場合もあります。
帽子だけでなく、メガネなどの小物をつかうのも。
小物はテイストを変えた着回しにもとっても役に立つアイテムです。
ぜひ試してみてください。

おわりに

実はバランスさえ取れてしまえば、似合わないものなんてないんです。
体型は性格と同じで人それぞれ。好みだってひとそれぞれです。
自分が「好きな」バランスを見つけて、ぜひいろいろとチャレンジしてみてください。

実は、肩がこりやすい人に多いのが、首の短い方や姿勢の悪い方なんだそう。
ストレッチを毎日行う事で、首が長くなるだけでなく肩こりの改善になったり頭痛の改善になったりもするんだそうです。
健康的な毎日を大好きなものを着て楽しく過ごしたいものですね。

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