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ニットが縮む・伸びる原因や元に戻す方法とは?

秋や冬、他にも春にも着る機会の多いニット素材のアイテムが着続けているうちにいつの間にか伸びてしまったり、お洗濯をしたら縮んでしまいダメにしてしまった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
今回は好きなシルエットで楽しみ続けるために、ニットの伸びや縮みの原因やお洗濯の時に注意すること、もし伸びてしまったら少しでも元の形に戻す方法をご紹介いたします。

■ニットが縮む原因

ニットは糸で作られたループが連結して出来たものです。
織物はたて糸とよこ糸を交差して作られていますが、ニットは連結しているため形が変わりやすく、お洗濯の際に水につけて動かすことでループが変形し、形が変わりやすくなります。ここに素材の特性が加わると縮みやすくなります。

・縮みやすい素材は?

ウールなどの動物性の天然繊維はニットの中でも縮みやすい素材です。
毛を使ったニットが縮みやすい主な原因は水です。
ウールなどの毛は私たちの髪の毛同様にキューティクルがあります。
うろこ状をしたキューティクルはスケールと呼ばれており、水に濡れるとうろこが開きます。開いた状態でひねりが加わるとうろこ同士が絡まりあってしまい、フェルトのような状態になります。このフェルトのような状態になったまま乾くと、縮んだようになってしまいます。

動物性の繊維以外にも、天然素材である綿も比較的縮みやすい素材です。
綿は縮れた繊維をより合わせて糸にしており、水に濡れると元の状態に戻ろうとして縮んでしまうことがあります。

■ニットが縮まないように気をつけること

ウールなどの動物性繊維も水が原因で縮みが発生します。
お洗濯の際は最も水に濡れる場面のため、お洗濯の際に出来るだけ濡れている時間を減らしてあげてみましょう。
洗濯機、手洗いどちらの際も同様です。

また、脱水の際も洗濯機で行う場合は30秒程度にしましょう。
他にもバスタオルなどに挟んで水分を取ってあげるという方法もあります。

■縮んだニットを少しでも元に戻す方法

もし縮んでしまった場合は、完全に元に戻すことはむずかしいですが、少しでも元の大きさに戻す方法をご紹介いたします。

髪の毛用のトリートメントを使用します。
トリートメントの中のジメチコンが縮んだニットを元に戻すことに効果がみられる場合があります。
トリートメントの成分表示にジメチコンが入っているか確認して、入っているものを使用してください。

・やり方

トリートメントを溶かした水に入れて押し洗いし、そのまま軽く脱水します。
脱水後、戻したい大きさに伸ばして自然乾燥させます。

※実施する前に洗濯絵表示を必ず確認してください。アイテムの取り扱い方法に合わせて行いましょう。

完全に元の状態にという訳にはいきませんが、もう着られないと諦める前に一度試してみるのもおすすめです。

■ニットが伸びる原因

ニットは元々伸縮性のある素材のため、着ているうちに伸びてきます。
着用しているうちにニット自身の重みで伸びてしまうこともあります。特に首回りや手首、裾などは脱ぎ着の際にも伸びやすい部分のため気がつくとよれよれになっているということも。

 

着用時以外には、縮みと同様にお洗濯の際は伸びやすくなります。
洗濯の際に水分を吸ったニットは重みが増します。水分を吸って重みの増した状態でハンガーに吊るすと重みで伸びてしまいます。
また、脱水の際も脱水し過ぎると余分な力が掛かり引っ張られるので伸びてしまう原因のひとつになります。

特に伸びやすいのは首元、袖口、裾の3か所です。

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参考画像:e-zakkamaniastores

■ニットが伸びないように気をつけること

干す際は吊り干しではなく、平干ししましょう。
平干し用のネットを使用するなどして、ニット全体の伸びや首元や袖などがよれないように心掛けると〇です。

また洗濯機を使ってお洗濯する際は、お洗濯時間・脱水時間共に短めを心掛けると〇です。

■伸びたニットを少しでも元に戻す方法

縮みと同様に元の状態に完全に戻すことはむずかしいですが、少しでも元の大きさに戻す方法をご紹介いたします。

※縮みの際と同様に、実施する前に洗濯絵表示や注意書きを必ず確認し、製品に合わせて実施しましょう。

・ドライヤーを使う

まずニットの伸びた箇所に水を軽くスプレーしてニットを濡らします。
濡れた箇所をドライヤーで乾かします。

ドライヤーはニットから少し離して当てるようにしましょう。

・スチームアイロンを使う

伸びたところにスチームアイロンのスチームを少し離して当てます。
スチームを当てた部分をぎゅっと握ります。
握った部分に再度アイロンを当て、伸びた部分を整えます。

スチームアイロンはニットから5cmくらい少し離して当てるようにしましょう。

おわりに

ニットにどうしてもつきものになる縮みや伸びですが、お気に入りのニットは出来るだけそのままのシルエットで長く着ていたいもの。
お洗濯の際にちょっと一工夫してみたり、ダメにしてしまった時に捨てる前にちょこっと試してみると着続けられるかもしれません。
ニットの縮みや伸びと上手にお付き合いして冬のニットコーデを楽しんでみてはいかがでしょう。

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