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「クローゼット図鑑」
洋服が好きなあの人の収納を覗いてみませんか?

自分以外の人のクローゼット、覗いてみたくありませんか?
洋服や小物が収納されたクローゼットの中には収納のヒントはもちろん、クローゼットの持ち主の洋服への気持ちが詰まっているかもしれないステキな空間。

広報・ライター兼
ブランドディレクターイシの場合

コーディネートしやすいように

彼女がクローゼットを整理するために大事にしている事は「コーディネートが組みやすいように」ということ。
そう考えてクローゼットに洋服や小物を収納しているそう。

2人と1匹で暮らすおうちは2LDK。その中で彼女の収納スペースはエントランスからリビングへと続く廊下の片側にあるクローゼット。床から天井まで続くクローゼットは2つに分かれ、その2か所の中に春から冬までのワードローブが出番を待っている。

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分け方のルールは使う目的

衣類は季節ではなく、使用目的によって分けられている。この「使用目的によって分ける」ことが衣替えをする必要がない秘訣であり、コーディネートしやすさに繋がっている。
この2つの秘訣は仕舞われ方を順を追って見ていくと見えてくる。

1つ目の扉を開けると天井まで続く扉付きのクローゼットの中は上に棚板が設置され、一本のハンガーパイプ、その下には3段の衣装ケースとスチールラックが置かれている。
エントランス側も開けてみると上には棚板、ハンガーパイプ、4段の衣装ケースが置かれている。

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1つ目の扉を開けた中にある3段の衣装ケースの中には上から、【インナー】【薄手のTシャツ】【ワッフル地やスウェット地などの厚みのあるTシャツ】が順番に納められている。
夏は上からインナーと薄手のTシャツを取り出し着る。気温が低くなってくると3段目から厚みのあるTシャツを取り出しその上に重ねる。
これで1つトップスのコーディネートを作ることが出来る。

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衣装ケース格段のそれぞれの揃え方は「色ごと」
色ごとにする事によってその日のコーディネートに必要な色をすぐに探し出す事が出来る。
朝、迷いなく自分に必要な一枚を探し出せるというわけ。

では厚手のTシャツを重ねるほどではないけれど薄手のTシャツだけでは肌寒い。そんな時はどうするのか。
ハンガーラックの向かって右側に注目。
向かって右側にはシャツやカーディガンといった【羽織物】がメインにハンガーで吊るされている。
もちろん掛ける基準には伸びにくいものという基準はあるけれど、この場所は布帛やニットといったように素材で分けるのではなく薄手のアイテムの上に羽織るものを掛けることでその日の気温に応じて重ね着する事が出来るようになっている。

次はボトムス。

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種類や用途、色。自分の中でルールを作って重ねることで、すぐにその日必要なボトムスを見つけられるように重ねられている。

ボトムスの置き場所のメインはハンガーパイプ下のスチールラック。
この場所はボトムスが色や素材など自分の中でカテゴリー分けされた状態で積まれている。こうして積むことで必要なボトムスがどこにあるのかを一目で見つけることが出来る。
このスチールラックに置かれるボトムスの基準は畳んでもシワが目立たないもの。これは衣類の収納時に気をつけている人が多いところ。
じゃあシワになるものは?というとラックのすぐ上、ハンガーパイプに掛けられている。ボトムスを畳んで収納しているすぐ上に吊るす事でどんなボトムスがあるのかを移動することなく把握する事が出来るようになっている。
トップスに合わせるボトムスを探す時に同じ空間にある事で「どんなボトムスがあったっけ?」と考えなくても見ればわかるのでコーディネートを考えやすいだけでなく探す手間がなくなるので時短にもつながるポイント。

自分のコーディネートの特徴をクローゼットに作る

そして1つ目のクローゼットの中身で目に留まるのはハンガーパイプの向かって左側。
スチール製のカゴの中には帽子やストールが入れられ前からみて色や柄が見えるように吊るされている。その下にはライン入りのソックスなどが同じスチール製のカゴに収納され置かれている。
「そこに置かなければもっとハンガーにかけられるんじゃない?」と一見すると思うのだけれど、これも実はコーディネートの組みやすさという収納ポイント。
普段シンプルな服をシンプルに着ることが多い人がコーディネートにワンポイントを作る時便利に使えるアイテムが小物。
帽子屋ストール、ソックスなどでワンポイントを作るだけでシンプルなコーディネートにポイントを作ることができる。
ポイントになるアイテムがきちんと見える位置にあることで、ただシンプルなだけではないイシのコーディネートを作っているのがこの配置なのだろう。

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最後は上に設置された棚板の上。
ここには冬に使うニット帽やストールが収納されている。
時期が来たらこれを棚の上から降ろしてくれば秋冬使用のコーデのポイントが簡単に出来上がる。
何気ないまとめ方にも春夏秋冬が考えられていることを感じる。

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ではエントランス側のクローゼットには何が収納されているのか。
まずハンガーラックには春・秋・冬といった季節は関係なく【アウター類】を収納。真冬になってしまえばよいのだけれど、秋から冬に変わる時や冬から春に変わる季節の変わり目は日によって気温が全く異なる日が続く場合が多い。
【アウター】として一括りに収納する事でその日の気温や天候に応じて必要な一枚を選ぶことが出来る。
これもちょっとした時短に繋がるポイント。

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バッグはしばらく同じものを使う事が多いから、今使っているバッグをアウターの下において、出番待ちは上の棚に収納。

エントランス側にアウター以外で収納されている衣類は「一枚で完結するもの」を基本として収納されている。
一枚で完結するものの代表と言えばまずはワンピース。
ハンガーパイプと衣装ケースの1段目を使っているのだが、掛けるものと畳んでOKなものとで分けている。
これもボトムスとの時と同様に同じ空間にある事で「今日はワンピースだな」と思ったら、この場所を見れば探す事が出来るというわけ。

それ以外には「余所行きのニット」「厚手のニット」がハンガーパイプと衣装ケースを使って収納されている。
「余所行きのニット」はコーディネートのメインになるものだから上半身を重ね着するというよりはそれで完結する場合が多い。また「厚手のニット」もインナーを見せる着方をする事は珍しく、上半身はインナー以外では厚手のニットで完結出来る場合がほとんどなので、「今日は厚手のニットだな」と思ったらここから探して、あとはインナーを隣のクローゼットからとればOK。

シーズン前の余白作り

こうして分けて収納されたクローゼットの中に実は一か所だけ何も入っていない場所がある。
エントランス側の衣装ケースの一番下。
クローゼットをのぞいた時期は夏が終わり秋が始まるかもしれないという時期。
この季節が変わる時、そのシーズンが始まる前に断捨離を行うそう。
シーズンが始まる前に行う事で増えた時用にちゃんと余白を作っておく。余白がある事で買う時に収納の心配はしなくてもいいから、ちゃんとお買い物を楽しむことができる。
ちゃんと買い物する楽しみも忘れないことがこの一か所あいた場所から伺える。

おわりに

使う目的によって分けることで「今日ちょっと肌寒いけどもう衣替えしちゃったから…」と我慢してコーディネートする事がない。
洋服は全部を毎日着ていくわけではないからほとんどが収納されているものだけど、コーディネートは毎日するもので、コーディネートする事を一番に考えているからうまれた収納の仕方。なんだか着たいものが上手く選べなくて…という方は一度参考にしてみてはいかが。

イシ
WebStoreイーザッカマニアストアーズ広報を務めながら 「大人が着たくなるカジュアル」を作り出す apartmentdepartmentディレクションも行っている。 2人と一匹と暮らす。

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