初夏から秋まで大活躍するTシャツ。
・カジュアルアイテムだから着こなし方がわからない
・自分の体型にあったTシャツってあるのだろうか
などTシャツと大人女子の間には悩みという隔たりがあるようです。
今回はその両方を解決してしまう欲張りTシャツ着用講座をお届け!
目次
二の腕や腕の太さが気になる大人女子へ
半そでになってくると気になるのが二の腕。
二の腕をなるべく目立たなくするのに重要なのは袖丈と袖のデザイン。
二の腕のちょうど一番太い部分で袖丈が終わっているものを選ぶのはNG。
おススメの袖丈
■力こぶが終わる場所くらいまでの袖丈
肘上からだいたい指4本くらいのところまでの袖丈です。上腕の真ん中よりもちょっと下くらいの位置。
一番太いところを隠せるので、いつもよりもほっそり見えるはずです。
■肘までの袖丈
すっぽりと上腕を覆ってしまう作戦です。
そうすると肘から下が見えるわけですので、ほっそり効果は抜群。
「あ~これかわいいのに袖丈が・・・」
なんて場合はサイズアップするのもひとつです。
サイズアップすると肩幅も袖丈も長くなります。もちろんそのアイテムやブランドにもよりますが2cm~3cmは変わるケースが多いです。
ちなみにサイズアップは私の常套手段。
是非試してみてください。
おススメの袖デザイン
■いわゆるデザインスリーブもの
フレアスリーブやティアードスリーブなど袖口に近づくにしたがって広がっているデザインが入っているものを選ぶと視覚効果で腕がほっそり見えます。
■ロールアップスリーブ
もともとロールアップしているようなデザインのものもありますが、ビックシルエットの5分袖Tシャツをロールアップするのも◎
ロールアップすることで袖口にボリュームがでるので、視覚効果あり!
首が短い、または肩幅が広い大人女子へ
Tシャツを1枚で着ることが多くなるのが真夏。
羽織ったり巻いたりと小細工ができたらいいのですが、暑くてそうも言ってられん!という場面も多いはず。
首が短い方や肩幅が広い方が注視すべきはネックデザイン。
首の襟ぐりで、気になる箇所の布の分量を少なくしてあげること。それが首を長く、そして肩幅を少しでも狭くみせるために重要なポイントです。
おススメのネックデザイン
■ボートネック
ボートネックとは、緩やかな曲線で横に広く開いた、浅い船底型をした襟ぐりのこと。
浅く広く開いているので、首元が非常にすっきりと見えます。
ボートネックの首の開き方もいろいろですが、首が短い、または肩幅が広い大人女子の皆様は鎖骨がちらっとみえるくらいの襟ぐりのものを選ぶと◎
あまり詰まっていると逆効果になってしまいますので選ぶ時の参考にしてみて!
■Vネック
Vネックとは襟ぐりがVの形に開いたネックデザインのこと。ボートネックは横に開くのに対し、Vは縦に開いています。
縦に開いているため布の分量が少なくなるのはもちろんですが、首と肩の付け根位置をファジーにする効果と縦のラインを強調する効果があるので、すっきり見えします。
アクセサリーや羽織などの重ね着を気分的にしたくない時は自分の体型にあったネックデザインを選ぶのがTシャツ選びの肝!
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腰・ウエスト周りが気になる大人女子へ
少しでも華奢見えしたいのが女子のサガ。
そのときに必要になってくるテクニックの一つに「メリハリをつける」というものがあげられます。
カーディガンなどの羽織ものでなんとかこの脇腹を隠してやりたい。そう思っても重ね着が不快な時期だとそうはいきませんよね。
腰・ウエスト周りが気になる大人女子のみなさんが注意すべきは「着丈」。
おススメの着丈
おススメの着丈
「隠したい」という気持ちが強ければ強いほど丈はその気持ちに比例して長くなってきます。(石川調べ)
ただ、そうするとどうしても短足に見えてしまったり、メリハリが全くなくなりやぼったくなってしまったりします。
ここは騙されたと思って短め丈にトライしましょう。
おススメの着丈はズバリお腹ギリギリのライン。
もちろん人によってお腹ギリギリのラインは違います。ちょうどいい丈は、腰骨の始まりあたりから指2本~4本くらい下くらいの丈。
そうするとインせずとも着やせが叶います。
ヒップが気になる場合はスカートやガウチョパンツなどボリュームのあるボトムを選びましょう!
おススメの着こなし
■インしてメリハリを作る
メリハリを作るときの強い味方がウエストイン。
ジャストウエストではいたボトムにインするとメリハリがでて、足長効果が◎
この時に注意したいのが、ボトムの細さ。
あまり細すぎないものをチョイスしましょう。スカートやガウチョ、ワイドパンツやテーパードパンツなどがおススメ。
また、インしたTシャツはふわっとブラウジングさせましょう。
気持ち的に3回くらいキュッキュッキュと引っ張る感じ。ブラウジングせずにぴったりさせているのはNG。
ヒップが気になる場合は前だけインをしてしまいましょう。
■レイヤードの着こなし
インするのが苦手で、短い丈だと心配になる場合は、インナーをレイヤードするのがおススメ。
上下のバランスや、ボトムを腰ではくのかジャストウエストではくのかにもよりますが、裾から1cm~2cm見せるのがこなれ見えします。
また、カジュアルな印象をもうちょっとだけ加えたいときにも◎
腰の位置をファジーにしてくれる効果もあるのでこのトップスのレイヤードはボトムを腰ではく人にとってもおすすめ!
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なで肩が気になる大人女子へ
一枚でTシャツを着る季節がくるとなで肩が目立ちやすくなったり、Tシャツが下がってしまってだらしなく見えたりTシャツに着られてみえてしまうことも。
なで肩の方にとって大事なポイントは首の詰まり具合です。
首元が動きにくいネックデザインを選ぶことで、Tシャツの首元が下がってしまったり動いたりが少なくなるので着こなしが整いやすくなります。
また、大きすぎないほどよいゆとりのシルエットのものを選ぶことで着られているように見えにくくバランスがとりやすくなります。
おすすめのネックデザイン
■クルーネック
クルーネックは丸首デザインのこと。首元にそったやや詰まりぎみのデザインのものが多く首元が開いてみえにくいのでなで肩がめだちにくいシルエットです。
■ハイネックやモックネック
首元に高さのあるハイネックやモックネックデザインは、着るだけで首元がしっかりキマルのでなで肩さんにおススメのネックデザインです。
首元がしっかりつまるのでゆったりシルエットのデザインも首元が開いたものよりも着られている感が少なく、なで肩さんがゆったり大きめデザインにチャレンジしやすい首元です。
だいたいすべての大人女子のみなさまに教えたいコツ
もう一つ大事なことで、大人女子のみなさんにTシャツ選びの際に覚えておいてほしいのがサイジングです。
実はどんな体型の人でも当てはまるのですが、体にフィットしすぎるTシャツはボトムとのバランスをとるのがちょっとむずかしめ。
流行にもよるとは思いますが、ジャストサイズすぎる場合はワンサイズあげてみると思わぬゆとりが手に入り、抜け感をプラスしてTシャツを着ることができます。
また、自分が安心したり落ち着いたりするサイズってあると思うのです。
それが「自分にあったサイズ感」です。
Tシャツ着用講座のおさらい
さて!
今回はTシャツを選ぶ時の注意点と着こなしをレクチャー。
気になる部位を目立たなくするためのコツをささっとおさらいしましょう!
二の腕が気になる女子のみなさんが気を付けるのは袖丈と袖のデザイン。
首が短い、または肩幅が広い女子のみなさんが気を付けるのは、ネックデザイン(首のあき)。
ポッコリお腹を隠したい女子のみなさんが気を付けるのは着丈とウエスト周りの着こなし。
なで肩が気になる女子のみなさんが気をつけるのはネックデザイン。
これからのTシャツ選びに、そして毎日のコーディネートに是非取り入れてみてください。
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