華奢に見えやすいなで肩さんですが、肩がさがっていることでなかなか洋服が着こなせないというお悩みも。
そこで今回はなで肩さんにおすすめのデザインやちょっと苦手に感じやすいデザインの着こなし方や選ぶポイントなどをご紹介いたします。
目次
なで肩ってどんな体型?困ることは?
なで肩は両肩が水平ラインよりも下がっている状態で、鎖骨の位置が本来よりも低くなっています。
肩が下がっているため、首元が安定しにくく洋服がずれてしまうことがあり、だらしなく見えたり洋服に着られているように見えるということがあります。
また、肩の位置がさがっていることから肩幅が狭く見えることがあり、それによって顔が大きく感じられてしまうということも。
また、肩の位置が低いため重心が下になり、服を着た時にバランスが悪くみえることも。
他にも肩がさがっていることで華奢に見えやすいですが、その分服を着た時に貧相でさみしく見えることも。
なで肩さんにおすすめのデザイン
おすすめの首元のデザイン
・首元が詰まったデザイン
・首元が横に開いたデザイン
●首元が詰まったデザイン●
肩の傾斜によって首が長く見えやすいことが多い反面、首の終わりの位置が低く見え、さらに肩の位置が低いことで重心がさがり全体のバランスが悪く見えやすいなで肩さん。
詰まった首元のデザインは首の付け根の位置を服の首元の位置からに見せてくれるので重心の下がりを目立ちにくくしてくれます。
また、肩先までを広く錯覚させてくれるのでなで肩が目立ちにくくなることも嬉しいポイントのひとつです。
他にも詰まった襟元は首回りが動きにくいため洋服が安定してみえやすく服に着られている印象の軽減にも。
もし首の短さが気になったり胸の大きさが気になるため詰まった首元は得意ではないという時は、首のまわりに「縦のライン」を作るようにすることがおすすめです。
シャツやベスト、カーディガンなどの羽織りアイテムを前を開けて羽織ったり、縦に長めのネックレスで首から下に縦ラインを作るといったように少し工夫すると首元の詰まったアイテムを着た時も首の長さや胸の大きさが気になりにくさも。
●首元が横に開いたデザイン●
横に開いたデザインは、横のラインを強調して下への下がりを感じさせにくく錯覚させてなで肩を目立ちにくくしてくれます。
おすすめはボートネックデザインです。
前には浅く横に開く首元のデザインが肩幅のカバーに。
おすすめの袖デザイン
なで肩さんにおすすめの袖デザインは
・フレンチスリーブ
・パフスリーブ
・袖コンシャスデザイン
●フレンチスリーブ●
夏のお洋服があまり得意ではないというなで肩さんも多いのではないかと思います。
薄着になる季節は着るものが減ったり生地感も薄手になることが多く、肩のシルエットが目立ってしまいやすくなることも。
フレンチスリーブは肩から腕にかけて袖が少しあるデザインです。
肩先よりも少し袖があることでそこまでを肩先と錯覚させて肩幅を狭く感じさせにくくしてくれます。
●パフスリーブ●
パフスリーブは肩の先や袖口にギャザーをやタックなどが入り、袖が膨らんだデザインのことです。
膨らみが肩にボリューム感を出してくれるので、なで肩が目立ちにくくなるうれしいデザインです。
●袖コンシャスデザイン●
フリルになったものやギャザーなどで膨らみがあるようなものなど袖コンシャスデザインは、さみしく見えやすいなで肩さんの上半身にボリューム感をプラスして華やかな印象に。
おすすめの柄デザイン
なで肩さんにおすすめの柄デザインは
・ボーダー柄
・大きめの柄
●ボーダー柄●
カジュアルの定番であるボーダー柄は横のラインを強調してくれるので肩を横に広いように錯覚させてくれる嬉しい柄です。
●大きめの柄●
大きめの柄はむずかしそうと感じる方も多いと思いますが、上半身を大きく見せてくれるので華奢さや貧相さを感じさせやすいなで肩さんの上半身にボリューム感をプラスして華やかな印象に見せてくれる効果も。
苦手に感じやすいデザインとその着こなし方・選ぶポイント
なで肩さんが苦手に感じやすいデザインは
・首まわりのあいたデザイン
・ドロップショルダー
●首まわりがあいたデザイン●
Vネックなどの首元のあきが広めのデザインは、重心がさがって見えやすくバランスが悪く見えたり、首元が安定しにくいため洋服に着られているようにみえたりずれてだらしなく見えやすいこともあります。
出来るだけ襟元の開きが狭いものを選ぶようにしてみましょう。
また、首元のあきが広めのデザインを着る時は重ね着してみてください。
重ね着することでバランスよく見せれたり、服が安定しやすくなることも。
●ドロップショルダー●
ドロップショルダーは肩の位置がさがったデザインなので、なで肩さんが着ると重心がより低く見えてしまうこともあるデザインです。
また、だらしなく見えてしまうことがあります。
ドロップショルダーのアイテムを選ぶ時は首元がなるべく詰まったデザインを選んでみてください。
首元の詰まったデザインで重心をあげて見せ、また首元が安定することで着られて見えにくくすることも。
首元に開きのあるドロップショルダーを着る時は、首元にストールやスカーフをプラスしたり、レイヤードなどで首の開きを調節してあげると着こなしやすくなります。
おわりに
なかなか洋服が着こなせないと思うこともあるなで肩ですが、デザインや着方で目立ちにくくしたり、バランスよく見せることも可能です。
体型の特徴にあわせた着こなし方やデザインを取り入れて、コーディネートを楽しんでみてはいかがでしょう。