お昼はぽかぽかして暖かいのに、夜になると肌寒い。春になると一日のうちで気温に差がある日が続きますよね。「オシャレは我慢」なんてよく聞くけれど、無理して体調を崩したらせっかくの春のお洋服も楽しめなくなってしまいます。
気温の差にうまく対応できるアイテム選びのコツやコーディネートをご紹介いたします。
目次
鍵は着ても脱いでも
気温が20℃を超えると上着なしでOKな気候になることが多いです。ただ季節が変わるときは日中と夜で気温にかなり差があることも多い季節です。日中と夜に気温差があるという事は「一日の中で調節出来ること」がポイントです。大前提は「脱ぎ着出来る」ということ。
朝出かける時と帰りは着ている。昼間は脱いでいる。という事が出来るコーディネートにすれば一日中過ごしやすい。特に春は風が強い日が多く、日中に外にいて暖かかったと思ったら風が吹き始めたら突然肌寒く感じる、なんてことも。
こんな時ちゃんと上に羽織るものを持っていればとても安心です。
重要なのはトップス選び
ですが、ただ単に脱いだり着たり出来ればいいというわけではありません。羽織があってはじめて成り立つコーディネートだと脱いだ時に「なんかちょっと恥ずかしいかも…」なんてことになりがちです。
気温差がある季節のトップスは、「一枚で着ていてもOK」そして「羽織を着られる袖」であることがポイントです。


脱ぎ着をしたい季節にはあまりにも袖にボリュームがありすぎると、上に着る羽織の形を選んでしまいます。
そして反対にあまりにもピッタリすぎるものを選ぶと脱いだ時にインナー感が出てしまうので羽織を脱いだ時ちょっと居心地がよくありませんよね。
羽織を羽織りやすい袖・ほどよくゆとりのあるトップスを選ぶと羽織を着ていても脱いでもちょうどよいコーディネートになります。
使いやすいおすすめ『春アウター』
サラッと羽織れるデザインや軽い素材のものなど種類やデザインも実に豊富。
お好みのテイストや羽織りやすさ、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
トレンチコート・ステンカラーコート

定番のトレンチコート。程よい厚みとハリ感でかっちりした印象の着こなしが簡単に作れます。通勤などにも使いやすいベーシックなアウターの1つです。

ベーシックな印象のステンカラーコート。
厚手のものにも羽織りやすいサイズ感も嬉しいポイントです。
テントラインシルエットで軽やかさもアップ。ちょこっと遊び心もプラスできます。

オンオフにも使いやすいダブルロングコート。
シワが気になりにくいワッシャー加工のものなら、旅行や出張などのお出かけにも重宝します。
デニムジャケット
デニムジャケットも春アウターの代表格。
コンパクトなものならシャツ感覚で使えるので室内でそのまま着ていてもOKです。

ラフな印象たっぷりのデニムカバーオール。
ロゴTシャツやロンTと合わせてラクチンカジュアルスタイルに。

スタンダードなデニムジャケットパンツにもスカートにも合わせやすく1枚あると着回しとしても優秀な定番アイテムです。
パーカー
気温差が少なくなってきたら、パーカーは便利。
思い切りカジュアルスタイルを楽しむのも良し、ボトムスはちょこっと「きれいめ」要素のあるものを合わせれば、こなれた大人カジュアルスタイルの完成です。

サッと羽織れるショート丈パーカー。
ボトムスにはテロッとしたきれいめのスカートを合わせて甘さ控えめなちょこっとフェミニンスタイル。

シャツとセンタープレスのかっちりテイストスタイルにパーカーを羽織って。
抜け感のあるコーディネートが楽しめます。
シャツ
もう日中は半袖でもいいんじゃないかと思える気温になってきたら、便利なのがシャツやブラウス。脱いだ時もかさばらず荷物になりにくいところも嬉しいポイントです。

ベーシックなバンドカラーシャツは襟抜きした着こなしなどでこなれ感もさらにアップします。オレンジやライトブルーなど春らしいカラーをチョイスして気分も軽やかに。

軽さと抜け感が作れるシアーシャツ。
テーラードデザインは適度にカッチリ感が欲しい時に便利。
ロゴTシャツなどラフなアイテムの上に羽織って大人カジュアルスタイルを楽しんで。
シャツワンピース
シャツやブラウスと同様に前開きのシャツワンピースは軽い羽織として活躍します。

長さのあるシャツワンピースはストライプ柄を選べばさらに縦長効果もアップします。

柔らかく軽い楊柳素材を使ったシャツワンピース。
長さがあっても軽やかなので全身バランスも取りやすいです。
デニムやTシャツにサラッと羽織るだけでスタイリングがきまる優れもの。
おわりに
羽織と一枚でも着れるトップスがあれば気温差のある時期もお洋服が楽しめること間違いなしです。
気温差に対応できるアイテムを取り入れる事で組み合わせ方を変えるだけでコーディネートのバリエーションもグッと豊富になります。
気温に合わせて春のコーデを思う存分楽しんでくださいね。