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透け感のある服の強い味方「ペチコート」の選び方!色や種類・丈を解説

生地感が薄手の服やちょっと透け感が気になる服を着る時に、あると便利なペチコートですが、選ぶ基準が意外とわかりにくいもので、便利なのはわかっていても案外買うのを後回しにしてしまいがち。
今回はそんな「ペチコート」の選び方を種類や色、丈をご紹介しながら解説いたします。

ペチコートとは

まずはペチコートって一体何?という方のためにペチコートとは?から。

ペチコートはスカートやワンピースの下にはくインナーウェアのことです。
薄い素材や透ける素材などの透け防止に役立つことはもちろん、下着のラインを響きにくくしてくれたり、下に重ねることで裾のすべりを良くしてくれる効果もあります。その他にもスカートやワンピースをはいたときのシルエットを整える効果もあり。また、汗や静電気によるボトムスのまとわりつきが軽減できるなど、嬉しい効果が盛りだくさん。
これはやはりひとつ持っておきたいところですよね。

ペチコートの種類

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ペチコートの形には色々な種類があります。
代表的に形は4種類。

スカートタイプ

スカートタイプはペチコートと聞いてパッと頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
その名の通り、形はスカートのように作られており、スカートやワンピースの下に使える形です。
基本的にほとんどのスカートやワンピースに使えます。
ストンとスッキリとした形で作られているものなどは他の形のペチコートよりも重ねた時のゴワゴワ感を感じにくいのでスッキリとしたシルエットのタイトスカートなどの下にも相性よく使いやすい形です。

パンツタイプ

パンツタイプは文字通りパンツの形に作られているタイプのペチコートなので、パンツスタイルが多い方はこれを持っておくとちょっと薄手のズボンなども透け感を気にしずらくはけるアイテムです。
別名「ペチパンツ」などと呼ばれていることも。
薄手のワイドパンツなどは光を通して透け感が出てしまうものなどがあるので、一つ持っておくとよいですよね。

キュロットタイプ

こちらもパンツタイプ同様にパンツ型に作られているペチコートのこと。
パンツタイプの中でも長さが膝までか、それ以上あるもののことをキュロットタイプと呼ぶ場合があります。
少し広がりのあるガウチョパンツやキュロットと相性がよく、きれいな広がりを作る手助けをしてくれることもあるのでボトムスをシルエットよく見せたい場合にも便利に使えるアイテムです。

ワンピースタイプ

キャミソールやベアトップになっているワンピースタイプは文字通りワンピースを着る時に便利に使えるペチコートです。
薄手のワンピースや色が薄いワンピースの時に中に着ることで透け感を気にせずコーディネートを楽しませてくれる強い味方です。

ペチコートの丈選び

ペチコートを選ぶときに頭を悩ませる原因のひとつに「どれくらいの丈を選んだらいいの?」というお悩みがありますよね。
あくまで目安ではありますが、基本ははきたいボトムスよりも5cmくらい短いものを選ぶと◎。
これ以上長いとかがんだりした時など、ふとした瞬間に裾から見えてしまう事があるので自分がよくはくボトムスやペチコートが必要なボトムスの丈よりも5cm以上短いものを選ぶようにしてみましょう。

ペチコートの色選び

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ペチコート「ベージュ・白・黒」の3色が代表的なカラー。
同じペチコートでも色によって合わせる色が変わってくるので、自分にあった色をしっかりと選びたいところですよね。

ベージュ

ベージュは肌の色に近いことから、透けにくく色々なカラーの下に重ねやすいタイプです。明るい色から濃い色まで、基本的にオールマイティーに使えるところがベージュのよいところ。
ただ、かがんだりして見えてしまった時などに肌着感が否めない色ではあるので、ベージュのペチコートを選ぶときは丈に注意して選ぶと安心。

ホワイト

白はふと見えてしまった時もベージュに比べると肌着感が感じられにくいカラーなので一枚持っておくと便利に使えます。

白いペチコートを合わせる時の注意点をひとつ。
白や淡いカラーに合わせると透けてしまうので、濃いめのアイテムに合わせるようにしてみましょう。

ブラック

黒いペチコートも白と同様に、見えてしまった時の肌着っぽさをやわらげてくれるのでこちらもあると便利なカラーです。

白同様に合わせる色には注意しておくと◎です。
ブラックのペチコートも白と同様に淡色に合わせると透けてしまいます。こちらはブラックやネイビーのアイテムに合わせるようにしてみましょう。
ペチコートの色に近い色に合わせれば万が一見えてしまった時も、元々ついている裏地のように感じさせやすくなりますよね。

ペチコートの素材選び

ペチコートにも様々な素材がありますが、肌に触れる機会が多いアイテムなので自分に合ったものを選びたいところ。
肌が刺激に弱い方や静電気が気になる方はコットンやシルクで作られたものにしてみると◎。
特に気にならないなという方はポリエステルのペチコートが便利。
取り扱いがラクチンなものが多いので、毎日のコーデにも気兼ねなくつかえますよね。

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ペチコートのデザイン選び

ペチコートにもいろいろなデザインがあります。
例えばレースやフリルが付いたものは、何もないものよりも少しボリュームが出るので、スカートなどにボリューム感を出したい時に使ってみるのも◎です。

また最近ではあえて見せるようなタイプのペチコートやペチパンツもたくさん出ています。長めのワンピースやスカートの下からチラッとのぞかせることでレイヤードスタイルが出来上がるのでコーデにこなれ感をアップさせることが出来て、とっても便利。

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おわりに

ペチコートってついつい買うのを後回しにしてしまいがちなアイテムではありますが、持っていると着られるアイテムが増えるうれしいアイテムですよね。
自分の持っているアイテムやこれから着たいアイテムに合わせて上手にペチコートも選んでみませんか?

参考画像:e-zakkamaniastores

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