「春服」寒い日は無理して春コート着なくても大丈夫！気温に合わせた春コーディネートの楽しみ方

桜の開花宣言も待ち遠しいこの頃。街を歩けば春らしい明るいカラーや、軽やかな薄手素材のアイテムが店頭に盛りだくさん。さっそく春服を取り入れておでかけしたいなあと思う反面、春は暖かな日もあれば、グッと気温が急降下で冬に逆もどり、なんて日もとても多く、体温調節に苦労する事も多いですよね。

今回は、春時期特有の気温の変化に対応できる、冬のような寒さをしっかりカバーして無理せずに「春の着こなし」を取り入れる方法や、アイテム選びのちょっとしたコツをご紹介します。
春の「困った」を解消して、気分も明るく春のコーディネートを楽しみましょう！

暖かさはそのままだけど「春っぽさ」を取り入れるコーディネートは「アウターの色」が重要なポイントです。
コーディネートの分量を多く占めるアウターは、一番最初に目につくアイテムでもあります。アウターはパッと見た瞬間に「春っぽい」を作れるので、春を感じるような「明るい色」のアウターを取り入れて。

おすすめのカラーは「オフホワイト」「ライトベージュ」「グレージュ」など、白をたくさん混ぜたような明るいトーンのベーシックカラーを選ぶと、コーディネートにも使いやすく、春っぽい印象も簡単に作れます。

カラーを明るいものにすれば、アウターの素材感は気にしなくても大丈夫です。冬場に活躍した暖かなダウン素材や、ふんわりとしたキルティング生地など、中綿素材などもOK！

注目すべきは「色選び」。アウターのカラーを意識してみてください。

定番の「ブラック」や「チャコール」「カーキ」等、アウターとしても着回しの効く万能カラーですが、春の着こなしにそのままとりいれてしまうと、アウターの分量の多さで全体の印象がどうしても重たい雰囲気になってしまいます。

ダークカラーのアウターで春らしさを取り入れるコツは、まず「コートの下に明るい色を取り入れる」こと。
春らしさを感じる明るいトーンのトップスや、白っぽい明るい色味のパステルカラーのボトムスなど、ダークトーンのアウターと合わせても、ぱっと目を引くような春カラーアイテムを合わせることで、暗い色のアウターも春の着こなしに取り入れやすくなります。

中に着る明るい色のアイテムは、必ずしも薄手なものでなくてもOKですが、真冬に活躍するローゲージニットなどは明るいカラーでも重さが出やすいので、薄手の素材のニットにすることで、一気に春っぽい印象に。

コットン生地や裏起毛のスウェットやニットなら程よく軽さもありつつ、暖かさもしっかりと確保できます。

ダークカラーのアウターしか持っていない！と春のコーディネートに躊躇されている方に、是非取り入れてほしい着こなし方法です。

ダークカラーのアウターのインナーに入れると、春っぽさが作りやすい「柄物」も是非取り入れてほしいアイテムです。
爽やかな印象の「ストライプ柄」や、マリンスタイルに代表される「ボーダー柄」などは
暗い色のアウターに抜け感を作ってくれるので、春っぽさがグッと高まります。

冷たい風や外気を和らげて、身体を暖かに保つマフラーやストールなどの「冬のファッション小物」も、春時期の寒い日には、しっかりと巻いて暖かさを保って。
アウターと同様に、明るい色ものを選べば、冬っぽさを脱出できます！

気を付けたいポイントは、アクセントにも使える「柄物」のマフラーやストールを合わせるコーディネートです。

暖かみのある暖色系の色合いを使った柄などは秋冬を連想しやすいため、柄物のストールやマフラーを合わせる際には、青やグリーンをメインとした「ブラックウォッチ」のような寒色系を使ったチェック柄や、白黒の定番柄「ギンガムチェック」などがおすすめ。季節を問いにくく、通年使いやすい定番のチェック柄です。

まずは簡単に春っぽさを作れる、無地で明るいカラーのストールやマフラーを合わせる着こなしを取り入れてみてください。

寒暖差が激しく、着こなしの「困った！」が増える悩ましい春ですが、コーディネートのちょっとしたコツで春コーデは楽しめます！
無理せず暖かに、春を感じる着こなしを是非取り入れてみてください。