春や初夏から夏にかけては透け感のある薄手のトップスや襟まわりがあくトップスを着る機会がいつもより増えますよね。たとえばシースルーっぽい素材感やレースのブラウス。オフショルダーなんかも暑くなる季節になると着る方が増えるアイテム。
そんな時、実は重要なもの。
それはいつもは表に出てこない「インナー」
シースルー素材や薄手のレースのブラウスの時、透けにくいインナーを着るといいのはもちろんですが、実際どんな風に選べばいいのか。また、ただ透けにくいほうがいいものを選ぶという以外には他に楽しみ方はないのか。
今回はインナーをいかに楽しむかをご紹介いたします。
目次
目立たせないインナー使い
インナー使いのポイントは2つ。
まず1つ目はインナーを「目立たせない」ということ。
「目立たせない」を言い換えるとお洋服に「溶け込ませる」という事。
お洋服に溶け込ませるには色使いがポイント。お洋服に近い色を使う事で全体の色味を減らすことが出来るので着こなし全体がスッキリとした印象になり大人っぽい着こなしに見せることが出来ます。
トップスで目立たせない
具体的にどうするのか。
まずはトップスと同色のインナーを選びます。トップスと同色にする事でトップスにインナーを溶け込ませることが出来るので、全体の色味が少なくなり、スッキリとした着こなしに。
ボトムスで目立たせない
もう1つの方法は、ボトムスと同色かボトムスに近い色を選ぶという事。
ボトムスからの繋がりが出来ることでこちらもコーディネートの色を減らすことが出来るのでスッキリとした着こなしに。
どちらの場合もメインになるアイテムと同色か近い色を選ぶことでコーディネート全体にインナーを溶け込ませることが出来るので、例えば透けるトップスの時でもコーディネートの中でも浮いて見えず「あの人インナー透けてるわ」という印象ではなく、「あの人なんか色使いが上手ね」というステキな印象に。
ポイントにするインナー使い
これは首まわりがあくデザインのトップスやちょっと短めのトップスと一緒に着る時に使えます。例えばボートネックの広めの物やオフショルダーのものなど。
あえてトップスと違った色にする事でインナーを差し色としてコーディネートのポイントにします。
インナー以外のアイテムがベーシックな色合いの時ほどインナーがより差し色としてポイントになってくれます。
例えばワントーンコーディネートの時にインナーだけ色があるコーディネートなんて差し色使いが上手でステキですよね。
もちろん色物のコーディネートなら逆にベーシックな色のインナーにする、というのもあり。
もしくはトップスと反対の色、というのもステキ。
反対色はいわゆる補色と言われる色同士で、お互いの色をステキに見せてくれるんです。カラーコーデをインナーで楽しむならトップスとインナーを反対色にしてみるのもステキですね。
どの時も気をつけておくといい事はインナーも含めてコーディネート全体を3から4色にしておくとカラーを使ってもまとまりがよくコーディネートしやすいので、意識してみてくださいね。
見えてもいいものを活用する
ちょっと難しいかもな、なんて思う時はあらかじめ見せてもいいインナーを使うととっても簡単ですよ。
ほらこんな風に。
おわりに
ベーシックなものからデザインがあるものまで今は色々なものがありますよね。初夏から夏にかけてって秋冬や春にかけてとくらべて重ね着をあまりしなくなるので、コーディネートがマンネリ化しやすくなったり、なかなか着回しできなかったりすることが多くなると思います。
そうするとちょっと夏の半ば頃ちょっとあきてしまったり、また同じコーディネートしてるなって気持ちになってしまいがち。
こんな時ちょっと上手にインナーが使えるといつもとちょっと違ってみえるかも。
上手にインナーを選んで暑くなる季節もお洋服を楽しんで!
ちなみに暑くても実はインナーは着たほうが涼しく過ごせるんですよ!
その理由が気になる方はこちらから
”真夏にインナーを着たほうがいい3つの理由”
参考画像:e-zakkamaniastores