お気に入りのTシャツの首回り 伸びたりよれていませんか?
Tシャツって同じデザインを見つけるのって結構難しいものですよね。
「どうにかしてもう少し着ていたい…」
そんな時よれてしまった首元はもう一度元に戻すことが出来るんです。
簡単に元に戻す方法と形を保つためにやってみると良いことをお教えします。
目次
伸びにくくするためにすること
伸びてしまった首まわりを元に戻す方法をご説明するその前に、まずは伸びにくくする方法からご説明いたします。
脱ぎ方に注意
Tシャツを脱ぐ際に、首元を持って上に引っ張っていませんか?
これはNG。
毎回引っ張っていると当然首回りの形が変形してしまいますよね。
ではよれさせないための脱ぎ方はどうしたらいいのでしょう。
まずは脱ぐ時に首から引っ張るのではなく、裾を持ち、「バンザイ!」しながら裏返しに脱いでいきましょう。
もちろん回数を重ねれば伸びは出てきますが、毎回首を引っ張って脱ぐことに比べたら断然Tシャツに優しい脱ぎ方なのです。
お洗濯で気をつけること
そしてもう一つの大きな原因はお洗濯です。
洗濯の際に他の衣類との絡み合い、また干す際に水分の重みで引っ張られることにより、首元がよれるだけでなくTシャツ全体も伸びてしまうんです。
■洗う時は輪ゴムを使おう
1つめの注意する事は洗う時です。
首元を輪ゴムで止めて洗うと首がよれにくく長持ちします。
できれば輪ゴムで止めた後ネットに入れると身頃もよれずにすみ、より長持ちしますよ。
■首元が下に引っ張られないように干そう
2つめの注意する事は干す時です。
ハンガーにかけたくなるところですが、水分で下に引っ張られたTシャツたちはハンガーにかけることにより首元からどんどん伸びてしまいます。
【回避方法:1】
二つ折りにして物干し竿にかける
【回避方法:2】
タオルなどを干す要領でTシャツの裾の部分から吊るす
もちろんどちらの方法もまったく伸びないというわけではありません。どこかには負荷が掛かってしまうので、多少の変化は起きる事でしょう。
ただそれでも首元の伸びはハンガーにかけることに比べれば格段に減らすことができます。
伸びた首元の戻す方法
では、ここからは伸びてよれてしまった首元の戻し方をご紹介いたします。
よれたTシャツの首元は横に広がっている事がほとんどです。
元に戻すにはアイロンがけ。
縦に伸ばしながらアイロンをかけてあげましょう。
やり方
・アイロンを高温のスチームにセットする
・首元を縦に伸ばしながらスチームアイロンをあてる
下の写真はアイロンがけ前の状態。
首元が伸びて裏にかえってしまうほどよれています。
スチームアイロンを縦にあてていきます。
高温なので火傷には十分注意してくださいね。
裏にかえっていた首元が真っすぐに。
もちろん新品同様とまではいきませんが、もう部屋着行きかなと思っていたものがもう一度外に着ていく事が出来るくらいには元通りに。
ただこれは完全に元に戻るというわけではありません。
定期的にアイロンがけしてあげましょう。
アイロンはちょっと面倒にも感じますが、一枚のTシャツの首元を直すのにかかる時間はアイロンがあったまってしまえば3分もあれば終了します。
少し手を加えればお気に入りのTシャツをまた着ることが出来るのでやってみるとよいですね。
それでもダメなら最後まで使い切ってあげよう
もうそれでもダメならリメイクして最後まで使ってあげるのもいいですよね。
小さく切って雑巾にするもあり。カバンなどにするもありです。
おわりに
アイロンがけ一つでお気に入りのTシャツは元通り。
またこれから購入するTシャツは着るとき、脱ぐとき、洗濯のとき。
ほんの少しずつ心を込めて丁寧に扱ってあげるだけでお気に入りのTシャツを長く着てあげることが出来ます。
お気に入りの一枚、よれに負けずに長く楽しみましょう!