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面接官は『私服面接』のどこを見ているのか?にお答えします!

就職活動では様々なテクニックがウェブ上にもたくさん転がっていますよね。
それだけ困っている人が多くいるということと、正解がないことが原因と言えます。
そこで今回は『私服面接』について、年間100人以上最終面接をしている面接官がお答えします。

パターンは2通りある

まず、私服面接で大切なのは『私服で行かなければいけない』パターンと、『私服でもいいですよ』パターンとふた通りあるということを見極めないといけません。
面接で見たいのはどんな風に考えて行動することができるのか?ですので、とにかく考えて決めること。
なぜ私服で面接を促されているのか?もしくは私服かスーツかという選択肢を与えられているのか?ということを考えることが必要なのです。
場合によっては『どちらでもいいと言われていましたがなぜスーツを選んだのですか?』と聞かれるかもしれません。その時に自分らしい答えが出せるのが理想です。

服装選びは文化を意識

服装の選び方は、面接先の企業の文化を意識したものがいいでしょう。
例えばアパレルの会社であれば個性を求められたりするでしょうし、明るくカジュアルな会社であればそれを意識することで印象は良くうつる可能性が高まります。
逆に私服を求められたけれど先方が法人様相手のお堅い会社であれば襟のついたブラウスに足元はパンプス等を選ぶほうが無難かもしれません。(ビジネスカジュアル)
ただそのような会社が、ビジネスカジュアルを求めているのにわざわざ『私服でいらしてください』というような会社はあまり想像できないのですが、『スーツでも私服でも可』というのであればビジネスカジュアルもしくはスーツで参加するのがいいでしょう。
私服であってもスーツであっても大切なのは清潔感があること。きちんと手入れがされた服装であることは必須です。ホコリや匂いには十分に気をつけましょう。

面接はお見合いと心得よ

服装の良し悪しで合否を決めるようなことはありません。と、わたしが断言するのはおかしな話ですが、カマをかけて私服とスーツを選べるようにして『どうしてスーツで来なかったんだ』などという会社はそもそも人を大切にできるような気がしませんし、そこで働く価値は期待できないように思います。
ただ、『どうぞ気軽に私服でお越しください』なのか『あなたの私服が見たいので私服でお越しください』は面接に行く側が判断せねばならないことです。
相手の意図を汲んだものでなければならないのは、面接の質問への答えと同じこと。
面接官は短時間であなたの良いところや得意なことを見極めたいと様々な工夫をして挑みます。
ですので、疑問に感じたことなどは直接面接官に質問してみてください。面接は短期決戦のお見合いみたいなものですので、その会社と相思相愛になれるのか?そんな気持ちで挑んでいただきたいです。

あなたのとっておきで

余談。Tシャツでもいい?と質問を受けたことがありますが、それが私服の一張羅ならそれも絶対にダメだとは思いません。
でもできれば私服の中でもとっておきのお洋服で来てほしいなと思います。
相手を想って洋服を選ぶことはとてもステキなことだと思います。
あと、女性は面接官が男性の場合もありますし、肌の露出は最低限になるような服装を心がけましょう。
匂いにも気を配っておきましょう。
直前の喫煙や過度の香水はどれだけ素晴らしい人材でも印象は下がるだけです。

おわりに

面接はとても緊張するものですが、スーツでも私服でもお気に入りの格好で少しでも気持ちを高めてがんばってくださいね。幸運を祈る!

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