冬服は他のシーズンのアイテムと比べて、お洗濯しにくいものが多いものです。
ニットは伸びや縮みの心配があり、洗剤にも気をつけたほうがいいものが多く、普段のお洗濯と別に洗うことが多くなるためちょっと手間に感じることも。
また、アウターはクリーニングに出すものがほとんどなのでワンシーズンが終わってからという方も多いアイテムです。
そこで気になってくるのが【におい】ではないでしょうか。
今回はお洗濯しにくい冬服を中心とした衣類のにおい対策についてご紹介いたします。
目次
においの理由は?
衣類ににおいがつく、洋服からにおいを感じる原因には様々な理由がありますが、理由のひとつに汗や皮脂があります。汗や皮脂は見えにくいですが、実は衣類についているもので汗や皮脂がついた洋服を洗わずにいるといつの間にかにおいがするようになることも。
また、お洗濯している場合でも、お洗濯で落ち切らない場合などもありにおいの原因になる場合があります。
汗や皮脂以外には、食べ物のにおいなども生活しているといつの間にかついていることもあります。
においのケア方法
■スチームアイロンをあてる
スチームアイロンを使うことで、ニオイの軽減に期待ができます。
また高温も雑菌に効果が期待できるため、今日着たものを明日も着ていかなくてはならないという時などにはスチームアイロンを当てておくこともおすすめです。
アイロンする時は、直接衣類に当てず当て布をするか、衣類から少し離してかけてあげるようにするのがおすすめです。
また、スチームアイロンを当てる時は、まず洗濯絵表示や注意書きを必ず確認してください。アイロンの当て方や当ててもよいかなどは素材や衣類の種類によってことなります。スチームをしてもOKな場合におこないましょう。
■浴室に干す
浴室に干す方法はスチームアイロンと同様の効果が期待できます。
湯船にお湯を張った浴室ににおいが気になる衣類を吊るします。
一晩浴室に干した後は、翌朝風通りのよいところに干してあげるようにしましょう。
■インナーを着る
ニットなどのトップス類はアウター類と比べて肌に近いところで着るもののため、どうしても汗や皮脂がつきやすくなります。ですが、伸びや縮みも気になるところではあるのであまり頻繁にお洗濯しないという方もいらっしゃるのではないかと思います。
着用後は、アイロンなどを上手に活用していきたいところですが、着ている時からにおいの原因を減らすためにインナーを着るようにすると〇です。
脇は特に汗をかきやすい部分ですから、お袖のあるインナーを着用して汗や皮脂がつきにくいようにインナーにカバーしてもらうとにおいの原因を減らすことにつながります。
■袖口や首回りをケアする
袖口や首回りは、インナーを着ていても汚れが付きやすい場所です。
この部分に皮脂などの汚れがついたままにしておくとにおいの原因になることもあります。
着用した後に、水に濡らしてかたく絞った布などで袖口や首回りをふいて、汚れがついたらその都度出来るだけ落とすようにするとにおいの軽減に期待が出来ます。
■消臭スプレーを使う
現在は衣類用の消臭スプレーがたくさん出ていますので、上手に活用するのもおすすめです。使用する時は衣類から離して軽く湿る程度にスプレーをしたあと、風通しの良い場所に吊るしておくようにしましょう。
あまり近くからスプレーすると、スプレーした部分だけシミになってしまう場合があるので遠目から衣類にまんべんなくスプレーがいきわたるようにするのがおススメです。
また、スプレーする際も注意書き等を確認してからおこないましょう。
おわりに
夏は汗をかきやすいので臭いに敏感になりやすく、冬物に比べて洗濯しやすいものが多いのでしっかりケアしている場合が多いですが、冬は実際には汗をかいていますが夏に比べると汗をかいている感じがしにくく、毎回洗濯することが躊躇われるものやアウターなどのように自宅で洗いにくいものもあるのでにおいケアを忘れがちになりますが、ふとした瞬間ににおいに気がついてしまうと1日気になってしょうがなくなったりすることも。
日々のちょっとしたケアで臭いを気にせず楽しくすごしましょう。