アウターを着る冬はコーディネートの印象がマンネリ化しがちですが、ストールを一つ加えてみる事で印象は随分変わるものですよね。
ただ意外とよく聞くのは、どうやって巻いたらいいの?という事。
今回は簡単に出来るストールの巻き方を3つご紹介致します。
目次
簡単エディター巻き

まずはとても簡単なエディター巻き。
ぐるっと一周首のまわりに巻いて、両端を前に垂らすだけ。
エディター巻きは上の写真のように巻くだけなので首回りがラクチンです。
また厚みが出にくいので襟があるコートや首にボリュームがあるニットを着ていてもやりやすい基本の万能な巻き方です。
フードがついたアウターなどにも比較的巻きやすい事が特徴です。
ただエディター巻きっていつの間にか取れていたりすることがあります。
風が強い日などに取れてこないようにするために私が実際にやっているアレンジをご紹介します。
エディター巻きで前に下げた端の片方を首のまわりの輪の中に上から通します。
通すのは下の写真の矢印のところです。

逆側も同じように輪の中に上から通せば出来上がりです。
こちらも矢印の箇所に通します。

通しておくだけで取れてこないので風が強い日などはとっても便利。


おしゃれ感の増すピッティ巻き

ピッティ巻きは別名ミラノ巻きとも呼ばれており、イタリアが発祥の巻き方とされています。
主にメンズに人気の巻き方なので女性が取り入れると自然とコーデのハズシになってくれますね。
首回りにボリュームが出るのでスッキリした首回りのコートやトップスと相性がよいです。チェスターコートは相性抜群。
巻き方は以下のように行います。
エディター巻き同様首の首回りに巻きます。
この時にエディター巻きと違う点は片側を長くして長さに差をつけておきます。

短くしたほうを巻いたストールの内側から持ち上げて輪っか状にします。

逆側から見ると下の写真のようになっています。
矢印の部分に反対側の端を通します。

通したら長さやボリュームを整えれば完成です。

ちょっとめずらしいポット巻き

暖かくかつちょっとめずらしい人と違った巻き方が出来るのがポット巻き。
ポット巻きは首回りが二重になるので暖かさも抜群。
安定感もありです。
ピッティ巻き同様に首回りにボリュームが出るので、首回りがスッキリしたアイテムと相性よしですね。
巻き方は以下のようにように行います。
エディター巻き・ピッティ巻き同様首回りに巻きます。
ポイントは少し緩めに巻いておくこと。

下の写真の丸で囲んだ部分をねじります。

ねじって出来た輪の中に両端を輪の上から通します。
通す場所は下の写真の矢印のところです。

下の写真は輪の中に片側を通した状態です。
次は矢印のところにもう片側を通します。

通したら長さやボリュームを整えれば完成です。

ふんわりが大事
どれを巻くときもやってみるといいことは「ややふんわりさせる」こと。
首元が詰まりすぎると抜け感がなくなるので、ややゆるめにふんわり巻くことは気をつけてみるといいですよ。
また今回使用したストールは幅が約82㎝・長さが約200㎝(フリンジの長さは含んでいません。)とわりと大判で厚みがそれほどないものです。
厚みが少ないものを使用するとねじったり輪を作ったり通したりしやすく形を整えやすいので挑戦したことのない方はやや長めで厚みの少ないもので挑戦してみると始めやすいのでぜひ試してみてくださいね。

おわりに
今回は前に垂らす方法を3つご紹介しました。
ストールを巻くと首が埋まるのでコーディネートのバランスがとりずらくなりそうに感じますが、前に縦のラインが出来る事でスッキリした印象を出すことも出来るので〇。
ストールを巻くことは実は首が短いというお悩みを解決する方法でもあるので、首の長さがお悩みの方もぜひ色んな巻き方を試してみてくださいね。
首が短さと着こなしについて気になる方はこちらから
”首が短い人必見!首が長く見えるアイテムとその着こなし術”
本格的に冬が進むとストールが手放せない季節になってきます。
ストールって本当に便利。
コーディネートの印象を変えることが出来るし室内でちょっと肌寒ければひざ掛けにする事も出来るのでお出かけの際は1つ持っていくと寒い冬のお出かけも楽しくなりますよね。
ストールの巻き方をマスターして、冬のオシャレも楽しみましょう!
参考画像:e-zakkamaniastores