基礎・コツアイテムのこと

夏の重ね着こそ実は暑さ対策に!真夏にインナーを着たほうがいい3つの理由

寒くなってくると誰もが着るインナー。
薄着になる暑い季節「夏」がやってくるとインナーを着なくなる人は多いはず。
たかがインナー、されどインナー。

実はインナーを着たほうが涼しいとしたら…。
暑さ対策だけでなく実は真夏にインナーを着たほうがい3つの理由をご紹介します。

インナーを着て透けを防ぐ!

inner2

薄着になってくると気になるのが下着の透け。
下着が透けて見える女性に関しての印象を聞いたあるアンケートによると
・家を出るときに鏡もチェックしない無頓着な人という印象
・わざとやっているあざとい人という印象
・セルフケアができていないだらしない人という印象
というあまり喜ばしくない印象を与えてしまうようです。

要するに下着の透け具合と女子力の低下は比例するものということです。しかしながら女子の皆様は暑さと生地の薄さとを鑑みながらきっと気にかけているはず。
ただ、往々にして起こりがちなのが『朝家を出るときには透けて見えなかったのに外に出たらがっつり透けていた・・・』という悲劇。

実は、この「予期せぬ透け」には明るさが大きく関わっています。

一般的な家庭のリビングの明るさは200ルクスといわれているそうです。
ちなみにオフィスや学校、デパートなどの施設だと750ルクスのところが多いそう。
出典:大阪市立科学館HP

それに比べて日中の外の明るさは晴天時で100,000ルクス、雨天時でも32,000ルクス。

屋内と屋外、その明るさは桁違いです。

明るさによって見え方が変わってくるのであれば納得ですよね。
この予期せぬ透けを防ぐために重要になってくるのがインナーを1枚着るということ。
それだけで予期せぬ透けとそれに伴うイメージの低下も簡単に防ぐことができます。

インナーを着て暑さ対策を!

32136-1203574d_01

夏の暑い時、下着ですら暑いのにその上に重ね着するなんて想像するだけでも暑苦しい・・・。
真夏にインナーを着るか着ないかの話をすると結構この手の返答をもらうことがあります。

気持ちはわかります。

ただ、真夏であってもインナーを着たほうが涼しく感じるとしたら??

以前TVでも放送され話題になっていましたが、実際に実験したところ吸水性と速乾性に優れた体にフィットしたインナーにゆったりしたトップスを着るのが一番涼しいことがわかったのだそう。

人間は恒温動物です。
恒温動物とは:気温や水温など周囲の温度に左右されることなく、自らの体温を一定に保つことができる動物
出典:wikipedia

要するに人間には自分で体温を上げたり下げたりできる機能があるということです。
そこで活躍するのが『汗』。
「体温の上昇を抑えるために汗をかいて汗の蒸発による気化熱で体温を下げる。」というのが汗と体温のメカニズムです。
特に暑い夏のお出かけは、外気温の上昇に伴い体温も上昇します。夏のお出かけで悩まされる「汗」は体温を下げるためのものなのです。
そのため、快適に過ごすには「汗をいかに早く蒸発させるか」というのがキーポイントになります。

そこで活躍するのが、インナー。
速乾性のあるインナーを着ることによって、汗を吸って乾かすというサイクルを作り、快適さをプラスする。外気温が高く汗をかきやすい夏場は、汗を素早くさらに満遍なく吸収するために体にフィットしたもので、コットンよりも化繊の速乾性のある素材のものがおすすめです。

暑い時期におすすめのインナー

どんなに着たほうがいいと言われてもやっぱり「暑くてインナーを着たくない」という方もいらっしゃると思います。
そんな方には機能性インナーがおすすめ。

ヒヤッとする機能が備わったインナーからはじめてみると◎。聞いたことがある方も多いと思いますが「接触冷感」という言葉があります。
接触冷感とは、触った時に冷たく感じる感覚の事。熱は高いところから低いところへ移動していくのですが、これを熱伝導といいます。接触冷感効果のあるインナーは触れた瞬間この熱伝導によって体の熱をインナーへ素早く移動してくれるというもの。
ちょっと迷うな、という方はこんな効果のあるものを利用してみるといいですよね。

一年中活躍する機能性素材のインナー

▼シリカゲル繊維を使用した高機能素材のインナー

高機能素材を使用したアイテムはその効果だけでなく長く使えるのもうれしいポイント。
二次加工ではなく「糸」そのものが持つ特徴が活かされているため、洗濯後も機能を保つため長く使えるんです。
一年中着用するインナーは、洗濯頻度が高いアイテムの一つ。繰り返し洗っても効果が失われないので安心ですよね。
そんな機能性素材の中でもインナーにぴったりの注目の繊維が、寝具にも使われている次世代の高機能素材である『シリカゲル繊維』。
優れた吸湿・放湿効果を持つシリカゲル繊維を使用したインナーは、汗をかいても素早く吸収して放出してくれるため、一日中快適な肌ざわり。
また、『シリカゲル繊維』は極細の繊維のため、しっとりとした肌触りとやわらかさと程よいストレッチが特徴で、インナーにもぴったりの素材なんだそう。
不快な「汗ムレ」や「べたつき」が軽減されるので、毎日を心地よくストレスフリーに過ごせそうですね。

000000043417-01-xl

吸湿・放湿・抗菌抗カビ・消臭機能が備わったインナーシリーズ。

▼接触冷感素材のインナー

ヒヤッとする機能が備わったインナーがおすすめです。
聞いたことがある方も多いと思いますが「接触冷感」という言葉があります。
接触冷感とは、触った時に冷たく感じる感覚の事。熱は高いところから低いところへ移動していくのですが、これを熱伝導といいます。接触冷感効果のあるインナーは触れた瞬間この熱伝導によって体の熱をインナーへ素早く移動してくれるというもの。
ちょっと迷うな、という方はこんな効果のあるものを利用してみるといいですよね。

インナーを着て大事な洋服を汗から守る!

3つ目の理由はずばり洋服を汗から守るため。
汗をかくと同時に皮脂も付着します。実はその皮脂が黄ばみの原因の一つ。
もちろん黄ばみを落とすことはできますが、洋服は繊維を編んだものです。
黄ばみなどの汚れを落とすために、摩擦が起これば起こるほど繊維がすり減ったり痛んだりしてしまいます。
また、実際に見えていなくとも知らず知らずのうちに繊維の中にはどんどん皮脂がたまっていってしまいます。
冬の間しまっていたはずのTシャツがなんか全体的にちょっと汚い感じになっている気がする・・・なんていうのもそれが原因の一つです。
洋服を長く着るためにも、直接汗や皮脂を吸わせないことがとても大事になってくるのです。
そのために活躍してくるのがインナー。

お気に入りの洋服を長く楽しむためにもインナーを一枚着ることが重要です。

おわりに

夏を快適に過ごすために大事なインナー。
透けずに、意外と涼しく、洋服にもやさしい。
夏は1枚で着るよ、や、1枚で着たい、という人が多いTシャツの下でも実はインナーを着ていたほうが汗のべたつきが軽減されて心地よく過ごす事ができます。

「重ね着」と考えると暑苦しくなってしまうけれども、レイヤードファッションの一部として考えると機能性もあり、ファッション性もありでいいことばかり。ほらこんな風にちょっとした重ね着も楽しめます。

inner3

今は上の写真のような重ね着して楽しめるデザインのあるインナーや、極力重ねるものを減らしたい人の為にカップ付きのインナーまでたくさん出ているので上手に選べば実は楽しめるかも。

inner

今まで敬遠していた方もこの夏はインナーで快適なファッションライフを!

Tags: