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春夏の困りごと「汗ジミ」 お洋服選びで出来る対策のポイント

 

春、そして夏がやってくると気になる汗ジミ。ちょっと動いただけなのに気がついたら服の色が汗で変わってしまっていたり、電車でつり革を掴みたくないなと思ってしまったり…。野外に長時間いる時なんて本当に困りもの。
汗は誰しもかくものですから「まったく汗染みなし!」というのは難しいものですが、少しでも目立たなく出来たら汗をかくシーズンのお洋服が今よりも楽しいものになりますよね。
今回は汗じみを少しでも目立たせずにお洋服を楽しむための色やシルエットの選び方をご紹介致します。

汗ジミ対策1:色

まずは着る色で汗ジミを目立ちにくくする方法。
汗染みが目立ちにくい色と目立ちやすい色があります。

■汗ジミが目立ちにくい色
黒・白・ネイビー

黒や白は水分を吸っても色に変化が見られにくく汗をかいても目立ちにくいので汗染みしやすい季節には着ていらっしゃる方が多い色ですよね。
濃いめのネイビーも水分を吸った後も比較的色が変わって見えにくいので黒・白と共に汗ジミが気になる季節におススメのカラーです。

白を選ぶ際にはひとつ注意すると◎
白は汗染みは目立ちにくいのですが、そのままにしておくと後から黄ばんでしまう原因になります。
1日着た後は早めにお洗濯しておきましょう。

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■汗ジミが目立ちやすい色
薄めのカラー・明るめのカラー

ニュアンスカラーなどの薄めのカラーや明るめのカラーは水分を吸った時に汗を吸った部分の色が濃くなってしまいやすいので汗染みが目立ってしまいやすい色。
中間色であるグレーなどは汗を吸った時に汗をそこまで吸っていない部分と比べると色が濃くなり差が目立ちやすくなるので汗をかく季節になるとグレーを着なくなるという方は多いですよね。

汗ジミ対策2:柄物

柄物は一つのお洋服の中に複数の色が使われており、その中には汗染みが目立ちにくい色もあれば目立つ色も入っている場合があります。
汗染みが目立つ色が入っている場合でも一緒に使われている色が汗ジミが目立ちにくい色であれば、「ひとつ」として認識しにくくなるため比較的汗ジミが目立ちにくくなります。
まったく汗染みにならないというわけではありませんが、大きめの柄よりも細かい柄の方がより一つとして認識されにくいのでボーダーならピッチが細めのもの、ドットや花柄なら柄が細かいものを選ぶといつもより気になりにくくなります。

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汗ジミ対策3:シルエット

黒や白などで汗ジミが目立たなくなることはわかってもせっかくの暖かい季節、色んな色も着たくなりますよね。
そんな時はシルエットに注目してアイテムを選んでみると◎。

トップス・ボトムスに共通していえるのはピッタリとしすぎないゆとりのあるシルエットを選んでみるということ。
肌と洋服の間に空間を作ることで汗染みを目立ちにくくしようというものです。
トップスならば全体的にゆったりしているものはもちろん、特に気になりやすい脇まわりにゆとりがあり空間があるもの、ノースリーブならアームホールが広めにあいたものなどを選ぶのも一つの手。

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ボトムスは座っていて立ち上がった時って結構緊張の瞬間ですよね。けれど座っているときはどうしても肌と洋服が密着してしまう。
こんな時はふわっとしたものやボリュームのあるスカートにすると立ち上がった時に生地のボリュームで目隠し出来る場合があるのでそんな選び方も一つの手。
まったく汗染みなし!というわけにはいきませんが、こんな風にシルエットで工夫してみるのも夏のお洋服が楽しみやすくなりますよね。

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汗染み対策4:素材

もう1つの対策は素材を選んでみるということです。
汗を吸ったあと乾きが早い素材を選んでみるというのも効果が期待できます。
ポリエステルは速乾性が高いのでインナーを着たうえでポリエステル素材のお洋服を着てみるのも夏のお洋服を楽しむ1つの方法です。

とはいえ他の素材も着たいものですよね。
近頃では汗染みを軽減する加工が施されたアイテムが増え始めています。思い切ってそんなアイテムを取り入れてみるのも夏のお洋服をより一層楽しいものにするための工夫としてためしてみるのもいいですよね。

忘れてはならないインナー

暑くなるとトップスの下にインナーを着なくなる方は多いのではないかと思いますが、インナーを着てその上にトップスを着ることで汗はインナーが吸ってくれるので一番上に着ているトップスに汗が響きにくくなります。
しかもインナーを着ることで夏に多い透け感トップスの透け対策にもなるし、インナーが汗を吸ってくれることでトップスに皮脂が付着するのを軽減してくれるから洋服を長持ちさせやすくなります。
そんなステキな効果があるインナー、ぜひ着てみてくださいね。

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夏場のインナーを着る効果については以下をクリック
”夏の重ね着こそ実は暑さ対策に!真夏にインナーを着たほうがいい3つの理由”

おわりに

色んな汗ジミ対策がありますが、全部しようと思うと難しいもの。
しかも汗はかくものだから全く汗染みが出来ないということではありませんが、少しでも対策出来たら夏のお洋服が今よりもちょっと楽しいものになりますよね。
自分に合ったお洋服で出来る工夫で暑い時期のお洋服を楽しみませんか?

参考画像:e-zakkamaniastores

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