基礎・コツ色・柄・素材のこと

マンネリコーデが引きしまる、小物でさし色を簡単マスター

年齢を重ねると自分に似合う色がだんだんわかってくるもので、気がつくとクローゼットは同じ色のオンパレード。
これは「自分に似合う」がわかっているという事でとても素敵なことなのですが、ほんの少しだけいつもと違って見える日があれば気分も変わり、似合う色の良さも再認識できるものですね。
こんな時便利なのが「さし色」。
今回は簡単にさし色を取り入れるために、小物からさし色を取り入れてみましょう。

さし色って何

読んで字のごとく
【差した色、必要だと思って加えられた色】
(実用日本語表現辞典より)
洋服やインテリアをコーディネートする際に基本ベースになるカラーに対してアクセントやポイントになるカラーの事です。
アクセントやポイントだからこそ「小物」から、は始めやすいですよね。

簡単なさし色の選び方

コーデのベースカラーとさし色が近い色同士だとボヤっとしてしまう為、ポイントにするには少しテクニックが必要。
もちろん合わせられないわけではありませんが、まず簡単に実践しやすい選び方はコーディネートのベースとなる色の「補色」を選ぶという事
「補色」とは簡単に言えば「反対の色」の事。
一見反対で合わないように思えますが、補色はお互いを補い合って引き立たせあう事によって相乗効果があるのでまとまりやすい。

相性のいい補色の例は
黄色×
×オレンジ
ピンク×
×
などやはり一見反対の物。

みなさんが最もよく目にする補色の例としてはクリスマス。クリスマスの代表カラーといえば、「赤と緑」
一見合わなそうだけどなんだか落ち着きますよね。これも実は補色です。

小物使いで色をさそう

色使いが多いコーディネートではどんなに色をさしてもそれをポイントにする、というのは目立たず難しいですよね。
簡単な差し色の使い方はコーディネートの色合いが統一されたトーンの揃ったされたところに使うのが挑戦しやすく効果的です。
またメインではなく、あくまで差し色なのでコーディネート全体の中で使用する分量は極力少なく、面積が小さいとよりポイントにみえやすくなります。
全体に対して面積が小さく、ポイントになりやすい小物は、なのでさし色として取り入れやすい。

例えば
「シューズ」「バッグ」「ベルト」「巻物」「帽子」
などなど。

2さし色
さし色3
さし色

おわりに

なぜか毎日いつも同じに見えて飽きてきたけどいきなり違う色を着る勇気はでない、、、
普段から同じような色味が多くてなんとなく洋服がマンネリ化して見える、という方こそ小物でワンポイントさし色を作ることで毎日のコーディネートが変わって見える予感ですね。
明日から簡単に小物で差し色を取り入れて毎日のコーディネートにアクセントとメリハリをつけて楽しみましょ。

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