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毛玉ができたら?お家にあるアレでラクラクお手入れ方法

冬物のニットを毎日着る時期がやってくるとだんだん気になり始める「毛玉」。
コーディネートがうまくいってもニットが毛玉だらけだとなんだかきまって見えないことも。
今回は自宅にあったものを使って毛玉を取ってみた様子をご紹介いたします。

使用するアイテム

使用するのはこの2つ。

・T字のかみそり
・小さめのハサミ(これは眉毛カット用)

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この2つはご自宅にある方も多いのではないかと思います。

始める前に注意しておくといいこと

まずはじめる前に注意しておくといいことがひとつあります。
それはこのやり方は「剃っていっている」ということです。
これはT字で行う場合だけでなく電動の毛玉取り機を使用しても同じことがいえるのですが、かみそりで剃っていっているということなので、繰り返すごとにニットは薄くなっていきます。
そして毛玉が多くなればなるほど剃って取る量も増えていきます。
なので毛玉を取る回数は少ない方が〇です。
着用したらブラッシングしたり、洗濯の際に摩擦がおきにくいように手洗いしてみたりして、あらかじめ毛玉になりにくいようにしておくとより長持ちさせることになりますので、ぜひ毎日のお手入れをしてみてくださいね。

そうは言っても出来てしまう毛玉さん。
それでは早速やってみました。

毛玉と一緒に毛羽立ちも取る

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毛玉を取る前の様子が上の写真です。
大きな毛玉は少ないものの摩擦でニットの表面が毛羽立っています。
このニットの表面はもともとは毛羽立ちの少ない滑らかなものなので、毛羽だっている箇所とそうでない箇所があると差がわかりやすく、着ているときに目立ってしまうことも。
なので、毛羽立ちも大きな毛玉と一緒に取り除いてみました。

T字のかみそりをニットの表面に押し付けすぎないように、編み地の方向にそってやさしく滑らせていきます。
あまり押し付けて剃ってしまうと、ニット自体を痛めてしまったり穴をあけてしまうことになるかもしれないので、押し付けすぎずにしてみると〇です。
範囲は少しずつやっていくとやりやすかったです。

毛玉取り後

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大きな毛玉が取れ、うっそうとしていた毛羽立ちもほぼなくなり、表面が滑らかになりました。

今回毛玉を取ったニットは下の写真と同様のニットです。

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組成:ポリエステル54% レーヨン20% ナイロン20% ウール6%
表裏袖など全箇所を1枚取りきるのにかかった時間は30分程度でした。

ちょっと一手間かもしれないけれどしっかり取れば、好きなのに毛玉でもう着れないかもしれないと思っていたニットも、もう一度着ることが出来るので時間がある時にぜひ試してみてください。

 

ちなみに取れた毛玉はこちらです。

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引きちぎらずにカット

取れにくい毛玉はハサミでカットすると〇です。
毛玉を見つけた時に、ついつい指でちぎってしまったりすることがあると思いますが、引きちぎると下の生地も一緒に引っ張ってしまうことになるので、その部分が薄くなってしまいますし、余計に毛糸が出てきてしまうことも。
毛玉を見つけたり、ちょっと取れにくい毛玉は指でつまんで、根元をハサミでカットしてみてくださいね。

終わりに

ニットの季節を楽しく過ごすためには毛玉取りは必要不可欠です。
しっかりとお手入れすればお気に入りのニットも長く楽しむことができるはず。
自宅にあるアイテムで簡単に毛玉取りをして冬のニットを楽しみましょう。

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